委嘱曲「“恋物語”」練習
4月8日の50周年演奏会で初演予定の“恋物語”の練習風景です。
“恋物語”は、箏、十七絃、三味線、胡弓、尺八、篠笛による大合奏曲で、会員20名が参加します。
既に会員だけで数回の合奏練習を行っていますが、作曲者の福嶋頼秀先生にご指導を頂くのは今回で2度目。打楽器(助演、佐藤秀嗣さん)が入るのは今回が初めて。
「本番のつもりでまず通して弾いてみてください」と福嶋先生に言われ、いきなり演奏に入ったのですが、あまり出来が良くなくて、「練習の成果が出ていないようです!」と厳しいお言葉。
それでも、リズム、強弱、音楽のイメージづくりなど細かく、丁寧にご指導していただき、最後にはかなりまとまってきました(?)。会員だけの練習ではどうして良いかわからない点を的確に指摘、指導していただけるので、とても貴重な時間です。
福嶋先生によれば、“恋物語”は、架空の恋の物語を描いたもので、調布にゆかりのある景色の描写を折り込んでいるとのことです。1章では多摩川の渡し、2章では深大寺の境内、3章では桜並木などです。
こうした風景が目に浮かぶような演奏がなんとかできるよう、頑張ります。